イランが、国別自動車生産台数100万超の国に返り咲く
2月 12, 2023 18:40 Asia/Tokyo
ACEA欧州自動車工業会は、イランの2022年における自動車生産台数が再び100万台を超えて世界第11位になったとしました。
イルナー通信によりますと、ACEAは世界における自動車の生産台数が2022年には7.9%増加したとしています。
このような中でイランでは2022年、アメリカが違法な制裁を発動して以降初めて自動車生産台数が100万台を超え、108万5859台に達しました。
イランの前年の生産台数は97万9969台であり、2022年は10.8%増加したことになります。
アメリカの制裁が継続しているにもかかわらず自動車生産が2桁の成長を達成したことで、イランは自動車生産が100万台を超える国に再び返り咲きました。
このACEAの報告ではさらに、イランが2022年の1年間に世界全体の自動車総生産数のうち1.6%を占めていたとしています。
これにより、イランは自動車生産国としての順位も上げ、2022年には世界第11位の生産国となりました。
2022年のイランの生産台数は、フランスの94万台、イギリスの76万4000台、イタリアの47万6000台を越えており、さらにトルコ、スロバキア、ルーマニア、スウェーデン、ベルギー、インドネシア、タイの各国をも上回っています。
一方、2022年に世界最大の乗用車生産国となったのは中国で、2位と3位にはアメリカと日本が続きました。
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