イラン外務省がイギリス臨時代理大使を召喚
2月 22, 2023 16:59 Asia/Tokyo
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イラン外務省
イラン外務省がテヘラン駐在のイギリス臨時代理大使を呼び出し、イギリス政府高官の根拠のない対イラン疑惑の投げかけに抗議しました。
イギリスのクレバリー外相は20日月曜、同国駐在のイラン代理大使を呼び出し、一連の対イラン疑惑を提起しました。
イルナー通信によりますと、イラン外務省西ヨーロッパ第3課長は、テヘランでイザベル・マーシュ英臨時代理大使と面会し、「イギリス政府の非友好的なアプローチや、イラン恐怖症政策、根拠のない主張の停止」を求めました。
また、「イギリスによる新たな制裁行使は政治的な行動である」とし、「難民やイスラム教徒に対してこれ以上ない偏見や差別を繰り広げ、国際法に反して難民らをアフリカ・ルワンダに移送している国は、人権について語る立場にない」と語りました。
また、「イランはこの40年間、外国からの圧力や世論操作に屈しないことを示してきており、この方向性に倣い、近くイギリスによる制裁に対抗措置をとるだろう」としました。
イラン国内で昨年9月に騒乱が発生した当初から、イギリス政府高官らは、イランに対する内政干渉的な表明を行うと共に、暴徒らを支持し、イランの機関や個人に対して制裁を行使してきたことは、注目されるべきものです。
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