合作映画公開に合わせ、日本側出演者らがイランを訪問
3月 07, 2023 15:31 Asia/Tokyo
イランと日本が共同制作した映画「The Miracle of Bonasan(日本語タイトル:ボナさん伝説 魔法のランプの魔神)」がイラン国内で公開されたのに合わせて、日本側のスタッフや出演者がイランの映画品質向上団体「Art & Experience Cinema」を訪れ、上映プロセスなどに関して説明を受けました。
イルナー通信によりますと、同団体のタイエブ氏は、映画の伝えるメッセージやその基本目的について説明し、「この映画は、平和促進のメッセージを世界へ伝えようと制作された」と述べました。
出演者の1人で今回の訪問に加わったNPOモーストの津谷静子理事長は、自身がイランを訪問できたこと、およびこの映画が公開に到ったことへの喜びを述べながら、「イランは、この映画のメッセージを世界の人々に伝えていくことになる」と語りました。
1980年代のイラン・イラク戦争で毒ガス攻撃を受けたイラン人被害者と日本の海外医療支援NPOとの交流、およびその周りの人々を題材としたドキュメンタリーベースのこの映画は、先月22日から同団体のシアターで公開されています。