イラン外務省報道官、「国際社会の沈黙がイスラエルの傲慢を助長」
(last modified Tue, 09 May 2023 08:10:58 GMT )
May 09, 2023 17:10 Asia/Tokyo

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、シオニスト政権イスラエルの戦闘機によるパレスチナ・ガザ地区へのテロ攻撃で数十人が殉教したことについて、強く非難しました。

イスラエル軍の戦闘機が9日火曜未明、パレスチナ・ガザ地区を攻撃し、これにより、パレスチナ抵抗組織の複数名の司令官らを含む10人以上が殉教したほか、さらに複数名が負傷しました。

イルナー通信によりますと、イラン外務省のキャンアーニー報道官は、パレスチナ抵抗組織へ哀悼の意を示しました。

その上で、「シオニスト政権によるガザ地区への攻撃は、パレスチナ・ヨルダン川西岸および聖地ベイトルモガッダス・エルサレムでパレスチナの若者たちが行う侵略行為への英雄的抵抗に対して同政権が何もできない証であり、また、同政権の内部がゆらぎ危機を迎えている状況から世間の目を外させるためのものだった」と説明しました。

また、「この数ヶ月に行われたパレスチナの人々に対するシオニスト政権の非人道的行為の激化に対し、関係国際機関や西側諸国がこぞって沈黙し行動をおこさなかったことは、アパルトヘイト政権イスラエルが傲慢になりその犯罪を続ける要因となった」と強調しました。

そして、「まやかしの人権主張者らによるこの怠慢は、彼らの行動における恥ずべき黒い経歴として、歴史に刻まれるだろう」と続けました。

 


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