イラン外相が、BRICS会議の傍らで諸国外相と会談
(last modified Sat, 03 Jun 2023 10:45:32 GMT )
6月 03, 2023 19:45 Asia/Tokyo

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、南アフリカ・ケープタウンでのBRICS外相会議の傍らで、ロシア、サウジアラビア、インド、ブラジル、アラブ首長国連邦、南アフリカ、コモロの外相らと会談しました。

ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興経済5カ国で構成されるBRICSは、友好諸国を加えての外相会議を1日木曜、南アフリカのケープタウンで開催しました。同会議には、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相も招待されていました。

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今回の会議で各国外相らは、地域的・国際的問題、多極主義の維持、持続的な発展、一方的な国際的制裁による経済的影響、テロとの戦いなどについて話し合いました。

このほか、BRICS諸国間での共通通貨使用や、新たな加入国の受け入れについても、意見が交わされました。

BRICSへが現在、イランやサウジアラビアを含む19カ国が加入を申請しています。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこれに関連し、「BRICS諸国はイランの加入を歓迎している」と述べていました。

同外相は金曜日、BRICS外相会議の傍らで、ロシアサウジアラビアインドブラジルアラブ首長国連邦南アフリカコモロの各外相、およびキューバの第一副外相と会談しました。

サウジアラビアのファイサル外相はアミールアブドッラーヒヤーン外相との会談で、近くテヘランを訪問すると述べたということです。

BRICS5カ国は現時点で、世界総人口の約40%以上、さらに世界諸国の国内総生産合計の4分の1を占めています。

 


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