イラン中部エスファハーンのモザイクタイル
6月 14, 2023 21:20 Asia/Tokyo
モザイクタイルは、色とりどりのタイルを組み合わせて図柄などを描く芸術です。
モザイクタイルの歴史は、11〜12世紀のセルジューク朝期にさかのぼります。
当時は2色のタイルが使用されていましたが、その後時代の変遷とともに変化し、今ではさらに美しい芸術になっています。
イラン中部のエスファハーンには、伝統的なモザイクタイル芸術が根付いており、職人たちの手により施された建築物などのタイル装飾が世界的に知られています。
タイル職人のホセイン・モサッデクザーデさんは、このモザイクタイルの継承のために尽力しており、高齢のため体が思うように動かなくなっても、作品を作り続けています。
モサッデクザーデさんは1927年、エスファハーンに生まれました。
11歳から師匠のもとにつきモザイクタイルを習いました。
モサッデクザーデさんは長年、地元の芸術学校でモザイクタイルを教えており、学生たちの手によりモザイクタイルが継承されていくことをうれしく思っています。
他にも、イラン国内外の歴史的建築物の修復も手掛けています。
エスファハーンにある建築物では、シェイフ・ロトフォッラー・モスク、イマーム・モスク、ジャーメ・モスク(金曜モスク)、チャハール・バーグ神学校などの修復を請け負いました。
エスファハーンは、こうしたモザイク職人のおかげでその地位を確立しているのです。
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