イラン大統領「覇権主義体制は、他国との関係を自らの利益に向けて調整」
(last modified Mon, 24 Jul 2023 11:31:45 GMT )
7月 24, 2023 20:31 Asia/Tokyo
  • イランのライースィー大統領とセルビア国民議会のオルリッチ議長
    イランのライースィー大統領とセルビア国民議会のオルリッチ議長

イランのライースィー大統領は、セルビア国民議会のオルリッチ議長との会談において、「覇権主義体制は、自らの利益のためだけに他国との関係を調整しており、各国の首脳らは聡明さを持ってこの体制の破壊的な勢力拡大を阻止する必要がある」と述べました。

イルナー通信によりますと、ライースィー大統領は23日に行われたこの会談において、イランに対する覇権主義体制の制裁が失敗したことに触れ、「イラン国民は制裁や圧力行使により足止めされることはなく、かえって、これらの脅迫を特に科学技術分野をはじめとするあらゆる分野で国家発展の機会へと変えた」と述べました。

一方のオルリッチ議長もこの会談で、バルカン半島における安定や和平樹立に向けたイランの努力に感謝するとともに、「わが国は特に産業や農業といった部門において、イランとの貿易関係を向上させる意向だ」と語りました。

オルリッチ氏はまた、イラン国民に対するアメリカの人道に反する制裁を非難しました。

 


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