8月 05, 2023 18:21 Asia/Tokyo
  • テヘランでのテロ犠牲者の遺族による集会
    テヘランでのテロ犠牲者の遺族による集会

イランの首都テヘランで、テロによる犠牲者の遺族らが集会を行い、国連やテロリスト受け入れる国に対しテロ事件の裁判・審理を訴えました。

IRIB通信によりますと、テロ事件で負傷した大学教授のハサン・アブーターレビー氏はこの集会の冒頭で、「イランでは1万7000人の市民がテロリストらによって殉教している」と述べました。

また、「テロ組織は世界の覇権主義者にとっての政治的手段である」とし、「テロやテロリズムは人間に反対であり、人間の本質もテロを非難している。しかし、 専制主義者や政治家にとって“テロ”という言葉は、政治的利用のための手段となっている」と語りました。

 

テヘランでのテロ犠牲者の遺族による集会

 

イランイスラム革命が勝利した1979年以来、MKOモナーフェギンを含む反イラン的な各テロ組織によって市民や政治家を含むイラン人1万7000人以上が暗殺され、殉教しています。

MKOのメンバーらはイラン国内で多くのテロを後、まず最初にイランからフランス・パリに、そしてそこからイラクに亡命しました。イラクでは当時の旧サッダーム・フセイン政権がMKOをクルド民族の弾圧のために使用し、1991年~1992年の間に女性や子供を含むクルド人数千人が虐殺されました。

 

テヘランでのテロ犠牲者の遺族による集会

 

アメリカによるイラク攻撃後、MKOはアメリカの支援の下にイラクに残留しましたが、イラクの政府や国民の攻撃および、アメリカとイギリスのロビー活動により、アルバニアへの移動を余儀なくされています。

 


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