イラン最高指導者「革命防衛隊は世界最大の対テロ組織」
(last modified Thu, 17 Aug 2023 12:37:38 GMT )
8月 17, 2023 21:37 Asia/Tokyo
  • イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、同国のイスラム革命防衛隊が現在、世界最大の対テロ組織になっていると語りました。

ハーメネイー師は17日木曜、革命防衛隊の司令官や関係者との会談において、「革命防衛隊は世界最大の対テロ組織になっており、世界の大国の軍隊でも、それと同等の活動は行うことができないほどだ」と語りました。

ハーメネイー師はその上で、「軍事的選択肢が卓上にある」という決まり文句がもはや繰り返されないことは、革命防衛隊の権威や威力によるものだとし、「このような文言はもはや、意味も価値もない軽率なものであることは誰もが知るところである」と述べました。

そして、「多岐にわたる革命防衛隊の行動や能力に対し、敵が懸念を抱ており、虚言、噂、根拠のない流言を流すことで同部隊に対するイメージを壊すことを余儀なくされている」としました。

ハーメネイー師はまた「イラン・イスラム体制は、考えが異なってもイランと敵対する意向がない国の言葉は受け入れるが、相手が虚言を発し、欺き、裏切りをするための準備があると感じれば、その言葉を受けれず、約束違反に対して同等な措置をとるだろう」と語りました。

そして、イラン・イスラム体制に対する一部の敵対姿勢の主要な原因のひとつは、イランが緊迫する西アジア地域での抵抗運動において先駆的な役割を果たしていることであるとし、「もし、イラン・イスラム共和国が模範となっていなければ、これらの敵対は減少していただろう」と述べました。

ハーメネイー師は締めくくりとして、「危機を画策し生じさせる主犯者は、アメリカのCIA、シオニスト政権イスラエルのモサド、イギリスのMI6といった西側やシオニストの諜報機関である」とし、「もちろん彼らは国内外の手先も使っているが、その源流にあるのは、彼らの諜報機関である」としました。

 


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