イスラム革命防衛隊総司令官、「米はこれまでになく衰退」
8月 20, 2023 16:28 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、アメリカがこれまでになく衰退していることを強調しました。
イルナー通信によりますと、サラーミー総司令官は、米国の主導する覇権が世界で起こしている諸問題に触れ、「敵である米国は、これまでになく衰退して弱くなっている」と述べました。
続けて、「この45年の歴史を見ると、敵は弱くなり、抵抗の枢軸はより強くなっている。米国は、アフガニスタンから逃げ出したが、これは同国の覇権が時ととも弱まっている証拠だ」としました。
また、「シオニスト政権イスラエルも、1967年に比べて弱体化している。レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーはその時から力を強め、今では装備を新しく充実させている」と説明しました。
そして、「地域では今日、イスラム革命と抵抗の枢軸が、米国、シオニスト政権イスラエル、およびその同盟諸国と比べて、より力を持っている。イスラム革命によって覇権主義は擦り切れ、米国の骨組みは中が空洞になった」と強調しました。