8月 26, 2023 18:04 Asia/Tokyo
  • アフガニスタン駐在のカーゼミーゴミー・イラン大使
    アフガニスタン駐在のカーゼミーゴミー・イラン大使

アフガニスタン駐在のカーゼミーゴミー・イラン大使は、アフガンからの米撤退について、「これは、アメリカが悪行為を止めたのではなく、むしろ軍事作戦にテロ組織ISISの増強を取って代ることを意味する」としました。

イルナー通信によりますと、カーゼミーゴミー大使は、「イランの対アフガン政策は、内戦勃発や同国と近隣諸国との衝突を阻止することである」としました。

また、「米軍はアフガンから撤退する意向はなかったが、撤退を余儀なくされた。これは彼らにとっての大敗北だった」と語りました。

さらに、「特に西アジアをはじめとする世界の新たな秩序体制の形成において、イランと抵抗の枢軸が役割を担っている」と述べました。

およそ20年間も渡ったアメリカのアフガン駐留は、アフガニスタンの数千人市民の殺害、インフラの破壊、麻薬生産の増加以外の結果をもたらしていません。

アメリカとその同盟国は2001年、テロとの戦いや治安確保を口実にアフガンスタンを攻撃し、占領しました。この占領行為の結果、同国で衝突や戦争が発生し、経済インフラが破壊され、テロが増加しました。

 


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