10月 04, 2023 18:44 Asia/Tokyo
  • 日本の9月の製造業PMIが急低下
    日本の9月の製造業PMIが急低下

世界の経済情勢のあおりを受け、先月の日本の製造業PMIは過去7ヶ月で最大幅の低下となりました。

イスナ―通信によりますと、日本のPMI(Purchasing Manager's Index:購買担当者景気指数)確定値は、先月48.5と、前月の49.6より低下しました。日本では、この指数が現在4カ月連続で、基準となる50ポイントを下回っています。

財務情報や財務情報分析の分野で事業を展開するS&Pグローバル社はこれについて、世界市場の需要状況を調査・検討したうえで、「今年6月から生産が減少しており、この減少は9月に最大幅を見せた。さらに、今月の減少も記録を更新した」としています。

また、「過去19カ月間の輸出注文の減少は、中国と台湾の需要の減少によるもの」との分析を示しました。

日本では、原材料、石油、輸送、エネルギーの価格上昇、円安がインフレを促進しており、9月の物価は4カ月ぶりの高水準となっています。

S&Pグローバルはさらに、「日銀の政策によりここ数カ月間は円相場が圧迫され、それが輸入品のコスト上昇を招いて製造業を圧迫している」と付け加えました。

 


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