イラン国家安全保障関係者、最新の安保状況を説明
7月 05, 2016 20:32 Asia/Tokyo
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、国会の非公開会議で、イランと地域の最新の政治、防衛、安全保障状況を説明しました。
イルナー通信によりますと、シャムハーニー書記は、5日火曜、「制裁を維持し、イランの地域的な力や防衛力を制限するためのアメリカの努力にもかかわらず、核合意は順調に進むだろう」と述べました。
さらに、「イランによる地域の治安・政治分野での調整は、一部の国や情勢不安の要因の影響力を最小のものにしている」としました。
また、「政治、経済、防衛力の増加と国民の統一の強化は、深刻な脅威をコントロールするためのイランの主な戦略だ」としました。
シャムハーニー書記は続けて、最新のイラク情勢とこの国のテログループの活動についての報告を提示し、「ファルージャ解放作戦は軍事分野でのイラク政府の主導権を増した」としました。
さらに、イラン、ロシア、シリアの政治的、軍事的協力はシリア情勢に影響を及ぼす最大の要因だとしました。
また、イエメンとバーレーンの情勢について、「イランは、近隣諸国への拡張主義の政治的目的のために軍事的手段を用い、干渉することを非難する」と語りました。
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