イラン大統領「ガザでのイスラエル犯罪の阻止は一刻を争う」、トルコ大統領との電話会談で
10月 17, 2023 16:23 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、トルコのエルドアン大統領との電話会談において、「パレスチナ・ガザでのシオニスト政権イスラエルによる犯罪の阻止は一刻を争う事柄だ」と強調しました。
ライースィー大統領は16日月曜、エルドアン大統領との電話会談で、圧政下にあるガザの人々に対し強奪者たるシオニスト政権が行う恐ろしい犯罪を非難しながら、同政権と対峙してガザの無防備な女性や子どもたちに対する攻撃をやめさせるよう求めました。
続けて、「ガザで同地区の人々に行われている行為は、『大量虐殺』と『人道上の犯罪』である。このような(シオニスト政権の)攻撃を終わらせてガザの封鎖を解き、同地区の市民が生活必需品を入手できるようにする必要がある」と強調しました。
また、ガザへ人道的支援を送るために複数の検問所の再開が必要であるとしました。
さらに、シオニストによるガザへの攻撃が止まらない場合、戦闘が地域の他の場所に拡大すると警告し、「シオニストが牛耳るイスラエル現政権は、人道に反する人種主義政権であり、自身の目的を遂げるためならどんな悪行も辞さない」と指摘しました。
エルドアン大統領も、この電話会談の中でイスラエルの行為を非難し、「今日ガザで起きていることに、世界のすべてのイスラム教徒が心を痛めている。我々は、ガザの人々へ支援を届けようと努力しており、この先もそれを続けていく」と述べました。
そして、「ガザでの停戦成立、攻撃の停止、封鎖の解除は、地域における現在の危機的状況の制御のために基本かつ重要となる3つの優先事項である」としました。
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