イラン外相、「占領行為に対するパレスチナ抵抗勢力の措置は国際法に基づく」
(last modified Sun, 22 Oct 2023 09:15:01 GMT )
10月 22, 2023 18:15 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「占領行為に対するパレスチナ抵抗勢力の措置は国際法に基づく」

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、ルクセンブルクのアセルボーン外務・欧州相と行った電話会談において、「パレスチナ抵抗勢力の措置は占領行為に対峙するために取られたものであり、国際法に基づいている」と強調しました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談で、「ガザにおいて子どもや女性を中心とした民間人を殉教させる、数十万人を難民にする、病院やギリシャ正教会を攻撃する、国連の仲裁にも関わらず同地区の封鎖を続け水・食料・医薬品・燃料の供給を阻むといった、シオニスト政権イスラエルが新たに行っている犯罪は、パレスチナ抵抗勢力に対して同政権が対峙できないことを示すものである」と述べました。

一方、アセルボーン外務・欧州相もこの会談で、「ガザ危機の早期終結と、その解決に政治的手段が優先されることを望む」としました。

その上で、「地域においてイランが行う建設的かつ積極的な役割は、常に平和の確立と平穏の回復を助けうる」と指摘しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はさらに21日土曜夜、オマーンのバドル・アル・ブサイディ外相と、パレスチナ人、中でも女性と子どもの殺害の即刻停止、およびガザ封鎖の解除と燃料・食料・医薬品・医療機器などの人道支援物資搬入の道を探るために、電話で協議を行いました。

両外相はこの中で、ガザ地区のパレスチナ住民の強制移住政策に断固として反対することを表明しました。

 


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