イラン・ロシア外相が電話会談、パレスチナ情勢を中心に
(last modified Mon, 20 Nov 2023 07:04:43 GMT )
11月 20, 2023 16:04 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とラブロフ・ロシア外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とラブロフ・ロシア外相

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が19日日曜夜、ラブロフ・ロシア外相と電話会談し、パレスチナ情勢に関して意見交換を行いました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談で、パレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエルの間断ない攻撃に触れ「アメリカは停戦を追求していると主張しておきながら、実際の行動ではアメリカ・イスラエルによる戦争の拡大・激化に追い打ちをかけている」と述べています。

また、「ガザ地区で女性や子供を含む1万5000人以上の民間人が殉教したほか、数十人の捕虜が殺害されたことはイスラエルによる継続的な攻撃と無差別爆撃の結果だ」としました。

さらに、「ガザ地区およびヨルダン川西岸の住民の強制移住と民族浄化を防ぐことが重要である」とし、地域の平和と安全の確立に向けてロシアがより積極的な役割を果たす必要性を強調しました。

一方、ラブロフ外相もこの電話会談で、イスラエルが好悪劇停止に反対していることに失望感を示すとともに、戦争の停止と捕虜の解放に向けた協議の継続を強調しました。

 


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