7月 08, 2016 19:36 Asia/Tokyo
  • イランが、金融・財政面での圧力の継続を批判

イランのホシュルー国連大使が、「イラン国民に圧力をかけるため、金融・財政ネットワークや司法制度を悪用するのは違法行為だ」と語りました。

IRIB通信が、アメリカ・ニューヨークから伝えたところによりますと、ホシュルー大使は、7日木曜、国連総会の会合で、イラク、シリア、レバノン、バングラデシュ、トルコ、サウジアラビアでの最近のテロを非難し、「テロは多様な側面を有しており、それと戦うには、地域や世界レベルでの包括的な計画が必要だ」と語りました。

また、一部の国が独断でリストを作成し、他国をテロで非難するのは間違っており、政治的な目的を持ったものだとし、「このような行動は、国際法に反する」と述べました。

ホシュルー大使は、アメリカによる、イラン中央銀行の資産凍結の決定、イラン国民に圧力をかけるための根拠のない主張による司法・金融システムの悪用は、国際法に反する行動であるとし、「イランは、国際裁判所への提訴など、可能なあらゆる手段を用い、この資産を取り戻すことを決意している」と強調しました。

さらに、パレスチナ問題についても、「イランは、占領下にある人々や解放運動の将来を決定する権利を実現するための合法的な努力を、テロと同等に見なそうとする努力を認めない」と述べました。

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