イランが、同国東部テロ事件への非難表明を国連に要請
12月 16, 2023 18:45 Asia/Tokyo
イランのイーラヴァーニー国連大使は、安保理今期議長およびグテーレス国連事務総長に宛てて書簡を送り、自国南東部スィスターン・バルチェスターン州で先日発生したテロ事件を非難すると共に、国連もこの事件への非難を表明するよう求めました。
スィースターン・バルーチェスターン州ラースクにある治安部隊拠点は14日木曜夜、パキスタン国境で活動するテロ組織「ジャイシュ・アル・ズルム(Jaish al-Zulm)」の襲撃を受け、警官12人が殉教しました。
イルナー通信によりますと、イーラヴァーニー国連大使は15日金曜に送ったこの書簡において、「我が国は、今回のような残忍はテロ行為を強く非難し、この事件の実行者と責任者に対する問責・処罰を確定させると強く決意している」と強調しました。
また、「わが国は国連事務総長や国連安保理に対し、今回のテロ攻撃について、明確な最も強い言葉で早急に非難を表明するよう要請する」としています。
同大使はさらに、自身の書簡を安保理の文書として登録するよう求めました。