イラン最高指導者、「強さを持つガザの人々はその闘いで世界を圧倒」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「圧政にさらされながらも強さを持つパレスチナ・ガザの人々は、その闘う様で世界を圧倒している」と強調しました。

ハーメネイー師は16日火曜、イラン全土の金曜礼拝導師との会合において、「世界は今日、ガザの住民、戦闘員、抵抗組織を英雄として見ている。逆に、邪悪な簒奪者であるシオニスト政権イスラエルの勝利は信じていない。世界の人々や首脳陣から見れば、残酷な圧政者であり血に飢えた狼とも言える同政権は敗北し崩壊している」と述べました。

続けて、ガザの人々への支援におけるイエメンおよび同国のシーア派組織・アンサーロッラーの偉大な行動を賞賛し、「イエメンは、シオニスト政権の生命線となるルートに打撃を与えた。彼らは、神以外は恐れない人々であり、米国の脅迫に怖気づくことはない」と説明しました。

また、イスラム教における基本原則のひとつは「人々の参加、意志、行動」であるとしながら、「イラン国民の忠誠心、忍耐力、献身はすばらしいものだ。我々は、彼らに本当の意味で感謝し、彼らを深い愛情を示さなければならない」としました。

一方、選挙には国民の参加が必須だと指摘しつつ、「もちろん、選挙は単なる義務ではなく、国会議員、法の執行者、専門家会議メンバーを選ぶという国民の権利である」としました。

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