イラン産ピスタチオのヨーロッパ向け輸出が9200万ユーロに
2月 18, 2024 18:36 Asia/Tokyo
EUの統計局・ユーロスタットが、2023年に9200万ユーロ相当のピスタチオがイランからヨーロッパに輸出されたとしました。
イルナー通信によりますと、ヨーロッパで2023年に最も多くの量のイラン産ピスタチオを輸入した国は、ドイツとなっています。
同年にイランからヨーロッパに輸出されたピスタチオのうち、4900万ユーロ相当分はドイツ向けでした。
これに次ぎイラン産ピスタチオの輸入が多かったヨーロッパの国は、700万ユーロのイタリア、および500万ユーロのスペインとなっています。
この報告によりますと、イランは昨年、世界で2番目にヨーロッパ向けピスタチオの輸出が多かった国とされています。
ちなみに、昨年中にヨーロッパに最も多くのピスタチオを輸出したのはアメリカで、6億4000万ユーロ相当となっています。
もっとも、2022年に7億5600万ユーロ相当のピスタチオをヨーロッパに輸出していたアメリカは、2023年の輸出が15%減少しています。
なお、2023年にヨーロッパ向けのピスタチオ輸出が3番目に多かったのはトルコで、輸出額は5,100万ユーロでした。
トルコの輸出も、前年比では28%減少しています。