イラン外務省、「核合意はこれまで違反されていない」
(last modified Wed, 13 Jul 2016 08:24:27 GMT )
7月 13, 2016 17:24 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「核合意はこれまで違反されていない」

イラン核協議団のメンバーが、核合意の実行は概して満足のいくものだとしました。

イラン核協議団のメンバーであるイラン外務省のバイーディネジャード国際安全保障・政治局長は、13日水曜、核合意の署名から1年を迎えるにあたり、テヘランで記者会見を行い、「核合意はこの数十年において最も難しい国際政治協議だった」としました。

また、核協議の様々な側面について触れ、「イランの核問題は複雑で、多くの議論が含まれており、多くの問題や浮き沈み、曖昧さにもかかわらず、この瞬間まで、核合意に違反は見られていない」と述べました。

さらに、「協議は困難を極めたが、最終的に合意に至り、核合意の複雑さから双方がそれを実行に移すまで半年かかった」としました。バイーディネジャード局長は、「概して、核合意の実施の流れは満足のいくものだ。問題や曖昧さにもかかわらず、この瞬間まで、核合意は違反されておらず、問題解決に向けて努力が続けられている」としました。

また、「協議によって問題は解決可能だ。さらにイランは核合意の完全な実施だけを望んでいる」としました。

イランと6カ国の核合意、あるいは包括的共同行動計画は2015年7月14日、オーストリアのウィーンで締結されました。

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