イランが世界の９大鉄鋼生産国に

WSA世界鉄鋼協会は最新の報告書の中で、イランが依然として世界の９大鉄鋼生産国に入っているとしました。

パールストゥデイによりますと、今年6月に発表されたWSAの世界粗鋼生産量報告書では、2024年上半期のイランの粗鋼生産量は前年同期比5.9％増の1,660万トンに達し、これによりイランは世界の９大鉄鋼生産国に入ったとされました。

この最新報告書ではまた、世界の粗鋼生産国の上位3カ国はこれまでと変わらず中国、インド、日本とされました。ちなみに、中国の今年６月の粗鋼生産量は前年同月比0.2％増の9160万トンでした。

WSAはさらに、先月の世界の粗鋼生産について、世界の合計生産量が今月は1億6,140万トンに達し、昨年の同月と比べて0.5％増加したとしました。

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鉄鋼を生産する71か国がWSAに報告した情報に基づいてまとめられたこれらの統計ではまた、インド、トルコ、イラン、ドイツ、ブラジルの５か国は今年上半期の生産が前年同期と比べて増加した一方、それ以外の諸国ではマイナスに転じたとされました。

今年上半期のトルコ、インド、イラン、ドイツ、ブラジルの生産量は、昨年同期と比べてそれぞれ16.9％、7.4％、5.9％、4.5％、2.4％の増加となりましたが、韓国、ロシア、日本、アメリカ、中国の5カ国はそれぞれ6.4%、3.0%、2.6%、2.4%、1.1%減少しました。

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