イラン人医師開発の火傷治療スプレーが国際発明フェスティバルで特別賞受賞
9月 11, 2024 18:27 Asia/Tokyo
イラン人医師らが開発した火傷による損傷個所を覆うワックススプレーが、アメリカで開催されたSVIIFシリコンバレー国際発明フェスティバル2024において特別賞を受賞しました。
【ParsTodayイラン】イラン人医師のホセイン・ガーセミー、アボルファズル・バルゼギャリー両氏らは、IFIA国際発明協会連盟が後援するSVIIFにおいて、幹細胞抽出物を配合した火傷の緊急治療に用いられるワックススプレーという革新的な製品により、TIA台湾発明協会特別賞を受賞し、金メダルを授与されました。
ガーセミー氏は自身の製品について、「このスプレーは、細胞の修復作用がある幹細胞抽出物が配合されており、体液の漏出を抑制して、感染の元となるバクテリアや真菌などが外部から皮膚や体内組織に侵入するのを防ぐことができる」と説明しました。
そして、「このスプレーで肌表面を覆うことにより、傷の回復が早まる。イランは、このような製品を世界で2番目に生産できるようになった」としました。