ナスロッラー師記念会議に出席したイラン高官らの写真
レバノン・ヒズボッラーのナスロッラー前事務局長の殉教40日忌に当たる9日土曜、テヘラン首脳会議ホールにて、ナスロッラー師を記念する国際会議がイラン政府関係者や各国の専門家らの出席のもと、開催されました。
【ParsTodayイラン】この記事では、今回テヘランで開催されたこの国際会議での写真を紹介します。
この会議の重点は、殉教したナスロッラー前事務局長の思想・哲学面での様々な側面、ならびに覇権主義とシオニズムへの対峙における彼の政治的な役割を紹介することでした。
イランからは、ガーリーバーフ国会議長、モフセニーエジェイ司法府長官、アアラーフィー全国神学校長、イスラム革命防衛隊コッツ部隊のガーアーニー司令官、サーレヒー・イスラム文化指導相、アラーグチー外相、ザリーフ戦略担当副大統領、パレスチナ国民支援委員会のアフタル委員長らが出席しました。
今回の国際会議では、13カ国の専門家らがナスロッラー師の人物像や生涯、シオニスト政権イスラエルに対するイスラム世界の団結と連帯の必要性について講演しました。
今回の国際会議の主なテーマは、故ナスロッラー師の思考的、個人的、政治的な各側面の検討に充てられ、その中には殉教者ナスロッラー師の「個人的、科学的、精神的、知的な人物像の側面」、「言論上の見解」、「全方面の管理の側面」、「思想・闘争的学派における新イスラム文明」、「革命的潮流における理想的価値観と国益」、「ナスロッラー派における宗教的アイデンティティの保護と国家共存」、「ナスロッラー師の言説見解」(宗教・宗派間、政治・民族的潮流との相互作用)、「ナスロッラー派における抵抗、聖戦、シオニズムと覇権主義に対する戦いの戦略」、および「ナスロッラー師の思想・実践的学派におけるイスラム法統治の指導者への忠誠心、遵守、従順」などとなっています。
イエメンの作家、文士、講演家であるアリー・シャラフ・アル・マハトゥーリー氏は、今回の国際会議において「故ナスロッラー師は偉大な人物であり、イスラム共同体の殉教者かつ預言者の末裔である。イエメン人はガザとレバノンの人々とともにある」と述べました。
イラクの思想家シェイフ・アブドゥル・ラティフ・アルハミム氏はこの会議で、「ナスロッラー師は、百年に一度しか見られない偉大な人物の一人だ。彼は抵抗の模範であり、将来の世代は決して彼を忘れないだろう」と語りました。