イスラム圏議会連合イラン代表:「ガザ停戦により犯罪者の裁判が忘れられてはならない」
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イラン国会副議長が「ガザ戦争におけるいかなる停戦や暫定合意も、正義と戦争犯罪人の裁判を忘れることに繋がってはならない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 20, 2025 16:15 Asia/Tokyo
  • イランのハミードレザー・ハージーバーバーイー副議長
    イランのハミードレザー・ハージーバーバーイー副議長

イラン国会副議長が「ガザ戦争におけるいかなる停戦や暫定合意も、正義と戦争犯罪人の裁判を忘れることに繋がってはならない」と語りました。

ハージーバーバーイー副議長は、スイス・ジュネーブで開催されたUPCIイスラム協力機構加盟国議会連合の会合においてガザ紛争に焦点を当て、「国際社会はガザにおける民間人虐殺の加害者を特定・訴追する責任がある」と強調しています。

【ParsTodayイラン】イルナー通信によりますと、ハージーバーバーイー副議長は米国および一部の西側諸国政府によるシオニスト政権イスラエルに対する直接支援に言及し、「こうした行動は世界的な秩序への脅威であり、国際機関の信用を失墜させることになる」と述べています。

また「イスラエル占領政権は数十年にわたり処罰を受けることなく人道的災害に手を染め続けた上、世界平和の維持における国連安全保障理事会の役割を弱めてきた」とコメントしました。

さらに「ガザ戦争は人類の良心にとって大きな試練である」とし、パレスチナにおける名誉ある高級平和の実現に向けたイスラム共同体の団結、議会レベルでの結束、そして世界正義の回復を強調しました。

さらに「イランとして戦争の即時停止、人道援助の送付、占領軍の撤退、パレスチナ人捕虜の解放、パレスチナ人の権利の実現に向けたあらゆる努力を支持するとともに、外交力を駆使してシオニスト政権とその支持者に圧力をかけていく所存である」と語っています。

なお、スイス・ジュネーブでは19日日曜、「危機の際の人道規範の擁護と人道支援の促進」および「持続可能な世界のための包括的民主主義」を全体テーマとして第151回IPU列国議会同盟会合が開幕し、イランの議員団も参加しています。

 

 


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