イラン外相、「安全保障は、他国の情勢不安によって手に入るものではない」
2月 07, 2016 19:49 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、「安全と利益の確保は、他者の情勢を混乱させたり、その利益を軽視したりすることで手に入れられるものではない」と語りました。
ザリーフ外相は、先ごろ行われたイラン大統領のフランスとイタリアへの訪問について、イランとヨーロッパの新たな協力の時代と題する記事を、エルパイスとラレプッブリカの2つの新聞に寄稿しました。
ザリーフ大臣はこの中で、「いかなる国も、イエメンとシリアでテロ組織アルカイダやISISの拡大を支援しながら、彼らとの闘争を主張することはできない」としました。
また、暴力や過激派との闘争におけるイランとヨーロッパの協力拡大、中東地域の平和と安定の復活に向けた努力の必要性を強調し、「ヨーロッパ諸国は、中東の国々に地域問題の政治的な解決を呼びかける上で効果的な役割を果たすことができる」と語りました。
さらに、中東のテロの拡大に関するイランとヨーロッパの共通の懸念に触れ、「平和と安定は、中東、ヨーロッパ、世界が根本的に必要としている事柄だ」と語りました。
ザリーフ大臣は、貧困や経済格差との戦い、民主主義の伝播、各グループ間の暴力の扇動の回避、外国の一方的な軍事的措置に対する反対は、中東の安定回復を助けうる方法であり、EUはこの枠内で肯定的な役割を果たすことができるとしました。
イランのローハーニー大統領は、先月25日から28日まで、イタリアとフランスを訪問しました。
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