イラン司法府長官、「地域の現状は西側諸国の人権の影響の結果」
(last modified Mon, 01 Aug 2016 10:38:37 GMT )
8月 01, 2016 19:38 Asia/Tokyo
  • イラン司法府長官、「地域の現状は西側諸国の人権の影響の結果」

イランのアーモリー・ラーリージャーニー司法府長官が、「イエメンやパレスチナ、シリア、そしてバーレーンで現在起こっている情勢変化は、西側式の人権の影響によるものだ」と語りました。

IRIB通信によりますと、アーモリー・ラーリージャーニー長官は、司法府の上層幹部責任者による会合において、イスラム人権記念日に触れ、「イスラム諸国は、西側諸国が強要してくる文化やイデオロギー、価値観をを受容してはならない」と述べています。

また、「西側諸国の政府や、それに同調する人々は、イスラム諸国やそれ以外の国に自らの意見を押し付ける手段として、人権を利用し、実際に人権は自分たちが好む価値観を擁護するための道具に成り下がっている」としました。

さらに、「西側諸国は、人権に対する最悪の扱いを行っても、これをやり過ごしているが、ある国に対して嫌悪感をもてば、仮にその国が最大限に人権を遵守しても、あらゆる方向からその国を攻撃し、圧力をかけてくる」と語っています。

アーモリー・ラーリージャーニー長官はまた、「イスラム諸国は、非常に重い責務を担っており、西側諸国の人道に反する行動に沈黙してはならない」と述べました。

今月4日は、イスラム人権の日、および人間の尊厳の日に制定されています。

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