イラン最高指導者顧問、「アメリカは圧力行使なしには責務を履行せず」
9月 03, 2016 19:07 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティ国際問題担当最高指導者顧問が、「アメリカは、圧力行使なしには核合意における自国の責務を遂行していない」と語りました。
ファールス通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は、核合意の実地においてアメリカがきちんと責務を果たしていないことを指摘し、「核合意実施追及本部のアラーグチー部長が参加しての会議が開催され、その大半がアメリカによるものである責務不履行の事例が提起されることになっている」と述べています。
また、「アメリカは、イランに対する経済制裁の放棄を望んでいない」としました。
さらに、イラン公益評議会のレザーイー書記も2日金曜、イラン南部ファールス州の中心都市シーラーズの学生らを前に、「アメリカは核合意での自らの責務を履行しておらず、いくつかの事例において違反している」とし、「核合意実施追及本部は、この問題を追及する」と語っています。
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