ニューヨークでのイラン大統領の外交活動
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イランのローハーニー大統領が、アメリカ・ニューヨークで、国連総会出席の機会を利用し、日本の首相をはじめとするアジアやヨーロッパの一部の首脳陣と会談しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
9月 22, 2016 16:13 Asia/Tokyo
  • ニューヨークでのイラン大統領の外交活動

イランのローハーニー大統領が、アメリカ・ニューヨークで、国連総会出席の機会を利用し、日本の首相をはじめとするアジアやヨーロッパの一部の首脳陣と会談しました。

キャラミー解説員

ローハーニー大統領は、現地時間で20日火曜夕方、ニューヨーク入りし、外交協議を行いました。イラン大統領と、フランス、イギリス、イタリアの首脳、また国連事務総長との協議の内容は、ヨーロッパによる核合意の正確かつ完全な実施でした。

ローハーニー大統領は20日夜、フランスのオランド大統領と会談し、「核合意は弱められるべきではない」とし、「取り決めの実施により核合意が定着する。核合意実施の道に置いて、ある国が合意実行において制限を作り出し、自らの要求を国際的な要求にしていることは受け入れられない」としました。

核合意により、イランとヨーロッパ諸国との関係において新たな機会が生じました。核合意後、ヨーロッパ諸国とイランの協力の拡大に向けた努力が様々な分野、特に経済の分野で見られています。今年1月からの核合意の実行により、ヨーロッパの政府関係者や企業の責任者は、我先にとイラン訪問をおこなってきました。イランの経済の肯定的な【雰囲気】の利用は、核合意の一部です。金融機関や保険会社の建設的な協力、彼らのイランとの金融協力についての不安を取り除くことは、ヨーロッパの指導者が履行すべき取り決めです。

ヨーロッパの大手企業や銀行がイランとの協力において遅れをとっている問題は、核合意の違反に相当し、核合意の経済的機会を整え、イランがそれを利用できるようにするために、ヨーロッパの指導者が真剣に取り組んでいないことを表しています。ローハーニー大統領は、フランス、イギリス、イタリアの首脳との会談で、金融・保険の分野での一部の技術的問題を解決しない限り、相手側の核合意における取り決めは遂行したことにはならず、ヨーロッパの政府は大手金融機関のイランとの協力に関する不安を取り除くべきだと述べました。

核合意に基づき、イランは誠意を持って取り決めを履行していますが、ヨーロッパはその取り決めを完全に履行していません。核合意の関係国の行動は、相手国の行動に影響します。ローハーニー大統領はこうした重要な原則に注目し、ニューヨークで、イギリスの首相に対し、「イランは完全に取り決めを守っており、相手側が取り決めを守れば、イランもそうする」と述べました。

核合意はイランと西側の新たな協力の基盤です。イランは誠意を持って世界と協力し、取り決めを履行しており、この枠内でヨーロッパとの経済関係を整えています。ローハーニー大統領の核合意後初めてのイタリア、フランス訪問、そして両国の企業との様々な協定の締結は、核合意の雰囲気を合理的に活用するためのイランの努力を表しています。この雰囲気は、ヨーロッパ諸国が取り決めを守ることで、イランに整えられるものです。