ＩＡＥＡ事務局長、イランの核合意遵守を強調

ＩＡＥＡ国際原子力機関の天野事務局長が、「イランは、核合意に関する取り決めを守っている」と語っています。

天野事務局長は、1日土曜、フランスの新聞、ルモンドのインタビューで、核合意の実施のプロセスに触れ、「イラン政府は、核合意の取り決めを完全に履行しており、合意は1月以来、特別な問題もなく実施されている」と語りました。

天野事務局長はこれ以前にも、核合意後に発表された3つの定例報告の中で、イランが核合意を遵守していることを認めていました。

核合意に含まれる項目により、ＩＡＥＡは、イランの取り決め履行を監視する責務を負っています。

イランと6カ国は、2015年7月14日、イランの核計画に関する包括的共同行動計画に関して合意に至りました。

この核合意は、今年1月から実施されています。