ベルギー外相、「イランは地域問題の解決に役割」

ベルギーのレンデルス外務大臣が、「ベルギーは特に経済分野でのイランとの関係向上を求めている」と述べました。

レンデルス外相は、ブリュッセルで、IRIB通信の単独インタビューに応じ、「経済をはじめとする様々な分野で、イランとの協力を開始すべきだ。個人的に、核合意のあと、地域問題や経済など様々な部門でのイランとの協力の下地が整えられていると考えている」と述べました。

さらに、「我々はシリア危機など地域問題に向けイランと協力することで、解決策を見出すべきだ。なぜならイランはこれに関して、EUと同じように非常に有効な役割を果たしうるからだ」と語りました。

また、イランの地域的世界的な役割について触れ、「イランは地域問題において主役のような役割を果たすべきだと考えている。現在、アメリカ、ロシア、EUが協議する必要がある。シリア、イラク、その他の地域の問題において、イラン、トルコ、サウジアラビアも協力すべきだ」と述べました。

さらに、「ここ数年ベルギーはイランに協議の参加を求めたかったが、残念ながらそうできなかった。なぜなら一部の同盟国がこうしたことを妨げていたからだ」としました。

レンデルス外相は、最後に、「我々は初めて、シリアに関して、イランをはじめとするすべての同盟国が協議に参加する機会を有している。イランは政治的解決策を見出す上で積極的な役割を果たすべきだ」と述べました。