ＩＡＥＡが、改めてイランの核合意履行の事実を認める

ＩＡＥＡ国際原子力機関が、最新の報告において、改めてイランが核合意に基づく取り決めを履行している事実を認めました。

ファールス通信によりますと、ＩＡＥＡの天野事務局長は９日水曜、イランと６カ国の核合意に関する最新の定例報告において、改めてこの合意における取り決めをイランが遵守していることを認めました。

この報告の発表を受け、イランのナジャフィＩＡＥＡ大使は、「天野事務局長の最新報告は、イランが核合意を完全に履行していることを認めた」と語りました。

ナジャフィ大使はまた、「この報告は、濃縮活動や研究開発、イラン中部アラーク重水炉の再設計、重水の生産といった様々なイランの核活動が、核合意にしたがって継続されていることを、改めて認めている」と述べています。