イランと中国の間で、軍事協力に関する合意書が調印
11月 15, 2016 19:50 Asia/Tokyo
イランと中国が、軍事的な協力に関する合意書に調印しました。
タスニーム通信によりますと、イランのデフガーン国防軍需大臣と、中国の常万全国防大臣は14日月曜、テヘランで軍事協力合意書に調印しました。
今回調印された合意書の主な内容は、軍事・防衛面での協力及び、軍事訓練、地域の情勢不安の原因であるテロとの全面的な戦いにおける経験の交換などとなっています。
また、イランのバーゲリー統合参謀本部長も、常万全国防大臣と会談し、「イランは中国と合同軍事演習を行う意向である」としました。
バーゲリー統合参謀本部長はまた、国際関係における中国の建設的な役割に触れ、「世界の覇権主義国の侵略行為や支配に対抗するためにこの役割が継続されるべきだ」と強調しました。
常万全大臣もこの会談において、地域や世界におけるイランの重要な位置づけに触れ、「中国軍は、イランとの防衛・軍事に関する合意書の完全な実施を順守する」としました。
バーゲリー統合参謀本部長はさらに、記者団に対し、イランと中国の軍事協力合同委員会が設置されるとしました。
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