イラン経済・財政相、「核合意は国際的な合意」
12月 03, 2016 20:02 Asia/Tokyo
イランのタイエブニヤー経済財政大臣が、「核合意は国際的な協定であり、アメリカによる対イラン制裁は元に戻せるものではなく、制裁という壁はすでに崩落している」と語りました。
タイエブニヤー大臣は3日土曜、テヘランで開催された保険と発展に関する会合で、「国際的な取り決めに違反しようとする国はいずれも、世界で自らの信用を喪失することになる」と述べています。
また、「イランは、核合意における自らの国際的な取り決めを完全に履行しており、このことは世界の独立系団体からも承認されている」としました。
さらに、「核協議の相手側である6カ国が、完全かつ迅速に核合意における取り決めを実施することを期待する」と語っています。
アメリカ上院は1日木曜、全会一致で対イラン制裁法の10年延長を可決しました。
先月にも、アメリカ下院がこの法案を可決しています。
この法案は、アメリカのオバマ大統領の署名を控えています。
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