イラン国会関係者、アメリカの独自制裁に反発
(last modified Sun, 04 Dec 2016 10:41:04 GMT )
12月 04, 2016 19:41 Asia/Tokyo
  • イラン国会関係者、アメリカの独自制裁に反発

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会の委員長が、「イラン国会は、アメリカによる核合意の国際的な取り決め違反に対して必ず対抗措置を講じる」と語っています。

イラン国会は、アメリカ議会による最近のイラン制裁法の10年延長の決定を受け、4日日曜、アメリカ製品の制裁と、核合意前の核活動の再開をイラン政府に要請するため、第三、第二緊急法案について審議しています。

ブルージェルディ委員長は、IRIB通信のインタビューで、核合意の違反に対するイラン政府の対抗措置法に触れ、「イラン国会は、真剣な形で、政府にこの法の施行を義務付けるだろう」と語りました。

また、「アメリカの約束不履行や核合意の違反に対抗する上で、イランには強い団結の意志が存在する」と述べました。

さらに、イラン制裁法の延長というアメリカ議会の措置は、サウジアラビアとシオニストのロビーによるものだとし、これによって損害を蒙るのはアメリカの企業のみだとしました。

ブルージェルディ委員長は、この制裁に効果はないとし、「核合意はイランとアメリカだけの間の合意ではなく、別の国々もそれに署名しており、それを守っている」と