イランで、イスラムの預言者の生誕にちなんだ祝祭が実施
12月 17, 2016 17:00 Asia/Tokyo
イスラムの預言者ムハンマドとシーア派6代目イマーム・サーデグの生誕日にちなみ、イラン全国が祝賀のムードにあふれています。
イスラム暦1438年ラビーオルアッワル月17日に当たる17日土曜は、預言者ムハンマドと6代目イマーム・サーデグの生誕日とされています。
イラン各地では、シーア派やスンニー派をはじめとする人々が、モスクや自宅、路地、商店などを色とりどりのイルミネーションで飾りつけ、お菓子などを配布したり、式典を立ち上げたりして、この2人のイスラムの偉人の生誕を祝っています。
イランのローハーニー大統領は、イスラム諸国の首脳らに当てて個別にメッセージを発し、預言者ムハンマドの生誕に際して祝辞を述べました。
なお、スンニー派の歴史ては、シーア派より5日早いラビーオルアッワル月12日が預言者の生誕日とされています。
イランイスラム革命の創始者ホメイニー師のイニシアチブにより、ラビーオルアッワル月の12日から17日までは団結週間に制定されています。