スイス大統領が、近くイランを訪問
2月 22, 2016 20:55 Asia/Tokyo
スイス大統領が、イランの政府関係者との会談を目的に、今月26日から28日までの予定でイランを訪問します。
スイスのフランス語放送のネット専門ニュースチャンネル、RTSのインターネットサイトによりますと、スイスの投資家や実業家およそ40名を伴っての、ヨハン・ニクラウス・シュナイダー=アマン大統領のイラン訪問の目的は、対イラン経済制裁解除後の両国間の経済関係の拡大だとされています。
こうした中、過去に駐イラン・スイス大使を歴任し、現在はスイス・イラン合同商工会議所の会頭を務めるフィリップ・ワルティ氏は、「大切なことは、産業や政府レベルでのイランとの関係の見直しであり、今回の訪問は絶好の時期に行われる」と語りました。
さらに、スイス政府経済事務局の対イラン関係業務の責任者を務めるリヴィア・ルー氏は、2ヶ月前のイラン訪問で、「スイスは、イランとの関係において良好な立場を有しており、この分野で他国と競争できる」と述べました。
ルー氏はまた、2015年5月、イラン核合意が最終的に成立する前にイランへの投資の可能性を検討する目的で、経済代表団を率いてイランを訪問しました。
さらに、この時のイラン訪問に満足の意を示し、「2007年における両国間の貿易額は純金を除いて8億スイスフランだったが、2014年には4億スイスフランに達している」としました。
ルー氏は、2009年から2013年まで駐イラン大使を務めていました。
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