アメリカ国務長官が、核合意の破棄について警告
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アメリカのケリー国務長官が、イランとの核合意の破棄から生じるマイナスの結果について警告を発しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
1月 07, 2017 19:25 Asia/Tokyo
  • アメリカ国務長官が、核合意の破棄について警告

アメリカのケリー国務長官が、イランとの核合意の破棄から生じるマイナスの結果について警告を発しました。

ケリー長官は、6日金曜、CBSテレビのインタビューで、「アメリカのオバマ大統領の任期中にイランとの核合意に関して手にしたものは価値あるものの一部であり、維持されるべきだが、トランプ次期政権は今もこの問題の重大さを実感できていない」と述べました。

ケリー長官は、トランプ次期政権が核合意から撤退した場合の結果に関して、「その最小の結果が、アメリカの国際的な信用の失墜、アメリカの孤立化だ」としました。

トランプ氏の大統領就任まであと2週間となった中、メリーランド大学の新たな世論調査の結果、アメリカ国民のおよそ3分の2が核合意の破棄に反対しています。

トランプ氏は、選挙活動の中で、オバマ大統領と民主党を核合意をめぐって攻撃し、この合意は悲劇であり、世界最悪の合意だと呼び、大統領に就任したら真っ先にこの合意を破棄すると公言していました。

イランのローハーニー大統領もトランプ氏の表明を受けて、「核合意は国連安保理の決議であり、一国の決定で変えられるものではない」と述べています。