イラン公益評議会戦略研究所の所長、「ISISの形成の要因はアメリカ」
1月 08, 2017 16:38 Asia/Tokyo
イラン公益評議会の戦略研究所のヴェラーヤティー所長が、地域でテロ組織ISISが結成した要因はアメリカだとしました。
ウェラーヤティー所長は、テヘランで行われた、「ISISの思想と行動」という書籍の公開式において、「パキスタン南西部バルチェスタンでのタリバンの一部の学校の設立やこれに対するアメリカの支援に触れ、「パキスタン・クエッタに駐在するアメリカ総領事は、この学校の設立に重要な役割を果たし、これにより今日、ISISが生まれている」と語りました。
ウェラーヤティー所長はまた、「アメリカのクリントン前国務長官も、ISISはアメリカによって生み出されたことを明言している」としました。
さらに、アメリカの現職のケリー国務長官も、シリアにおけるアメリカの主な目的はアサド政権の変更だとし、「アメリカは、この目的の達成のためにISISの結成を許可した」と述べました。
タグ