アメリカ大統領、イランに関する国家緊急事態法を延長

アメリカのオバマ大統領が、任期満了まであと数日が残る中、アメリカ議会への書簡の中で、イランとその他の５ヶ国に対する国家緊急事態法を延長しました。

イルナー通信によりますと、オバマ大統領は、１３日金曜、キューバ、リビア、ジンバブエ、ベネズエラ、ウクライナ、イラン、そして中東の平和を脅かしているテロ組織に対する国家緊急事態法を延長するとした内容の書簡を同国の上下両院の議長らに提示しました。

オバマ大統領は、昨年１１月３日、在テヘラン・アメリカ大使館占拠事件記念日に際し、アメリカ議会に書簡を送り、イランに関する国家緊急事態法を１年延長したとしました。

スパイ巣窟とされた在テヘラン・アメリカ大使館は１９７９年に、イランのイスラム革命を支持する学生によって占拠されました。