アメリカ企業がイランの石油化学産業に投資する意向
2月 23, 2016 20:12 Asia/Tokyo
イラン国営石油化学産業会社のシャーヘダーニー取締役が、アメリカの有力企業はイランの石油化学産業の開発や施設建設に協力する意向があることを明らかにしました。
シャーヘダーイー取締役は、23日火曜付けのイランの新聞エーテマードのインタビューで、「ヨーロッパ企業特に、ドイツ、オーストリア、イギリス、スペイン、スイスの企業とイランの協議が行われたことを受け、今回、アメリカ系企業もイランでの石油化学コンビナートの建設に参入する意向を示した」と語りました。
また、「制裁解除後の時代において、イランの石油化学産業の新たな発展や飛躍に向け、各国の企業を支持することは優先政策となっている」としました。
シャーヘダーイー取締役はさらに、今後5年以内に、イランの石油化学産業において大きな飛躍が発生するとして、「国の石油化学産業の開発に向けた投資の誘致やこの産業に関連する技術の移転のための可能性やインフラを用意することは特別な重要性を有している」と述べました。