1月 20, 2017 19:45 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「パレスチナはイスラム世界の最も重要な問題だ」

イランのザリーフ外務大臣が、「パレスチナ問題は今も、OICイスラム協力機構の最も重要な問題だ」と語りました。

ザリーフ外相は、19日木曜夕方、マレーシアの首都クアラルンプールで開催されたOIC臨時会合に参加した後、イルナー通信とIRIB通信のインタビューで、「OICの会合の恒例の議題のひとつは、パレスチナ問題だ」と強調しました。

また、「最近の情勢変化、特にアメリカの次期政権の占領地パレスチナに関する政策は、国際社会、特にイスラム諸国を懸念させている」と強調しました。

さらに、「イスラム世界における対立にも拘わらず、パレスチナ問題はOICの最も重要な問題であり、クアラルンプールの会議でそのことが強調された」と語りました。

ザリーフ外相は、ミャンマーのイスラム教徒への支援に向けた国際協力に関する、OIC会合の決定を歓迎し、イスラム諸国がさらなる協力を行うことができるよう期待しているとしました。

OICの臨時会合は、ミャンマーのイスラム教徒の危機や最新のパレスチナ問題について話し合うため、マレーシアで開催されました。

こうした中、ザリーフ外相はマレーシア外相と会談し、最新の地域・国際情勢について話し合うと共に、二国間の協力拡大を求めました。

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