イマームレザー聖廟をユネスコ世界遺産に
1月 25, 2017 18:37 Asia/Tokyo
イランが北東部マシュハドにあるイマームレザー聖廟のユネスコ世界遺産への登録を申請します。
イルナー通信によりますと、イラン文化遺産・伝統工芸・観光庁のターレビヤーン文化遺産担当副長官は、24日火曜、「シーア派8代目イマーム、レザー聖廟の世界遺産申請は、まもなくユネスコに送られる」と述べました。
ターレビヤーン副長官は、マシュハドでの「イスラム期におけるイランの文明と1400年の芸術」展の開幕式の傍らで、「イマームレザー聖廟の申請結果は、今年の夏までに明らかになるだろう」と述べました。
「イスラム期におけるイランの文明と1400年の芸術」展は、24日夜、イランの様々な時代の貴重な作品178点が公開され、イランの女性・家族担当副大統領や外国の大使・外交官らが出席し、開幕しました。
また「2017年のイスラム世界の文化首都マシュハド計画」は、24日、世界51カ国の文化・政治関係者と国内の関係者250人が出席し、マシュハドで始まり、25日に閉幕します。
OICイスラム協力機構に属するISESCO・イスラム教育科学文化機関は毎年、アフリカ、アラブ、アラブ以外のイスラム圏から3つの都市をイスラムの文化首都に選出しています。今年は、アジア圏のイスラム世界の文化首都にマシュハドが選ばれました。