ヴェラーヤティ氏、「トランプ氏の行動はアメリカの損害に」
1月 30, 2017 19:11 Asia/Tokyo
イラン公益評議会戦略研究センターのヴェラーヤティ所長が、「アメリカへのイラン人の入国制限は、アメリカの損害になる」と語りました。
ヴェラーヤティ所長はテヘランで、記者団を前に、イラン人のアメリカ入国制限に対して、「イラン人の名誉は守られるべきだ」と強調し、「明らかにこのような行動はアメリカ国内の問題をこれまで以上に悪化させるだろう」と述べました。
さらに、「イラン人の名誉は、トランプのようなバランスを欠いた人間に受け入れられる必要はない」と語りました。
また、国連のグテーレス事務総長が最近、アクサーモスクはユダヤ人だけの聖地だと発言したことは間違いだとし、「アクサーモスクはイスラム教徒のものであり、占領されている土地もパレスチナ人のものだ」としました。
ヴェラーヤティ所長は、「国連事務総長の表明は実際、シオニストとアメリカ人に仕えるものであり、見直されるべきだ」と述べました。
ヴェラーヤティ所長はまた、30日月曜、フランスのエロー外務大臣のイラン訪問について、「エロー外相がもしフランスの国民と外交政策のために動こうとするなら、地域の第一の大国であるイランと建設的な協議に臨むべきだ」と述べました。
さらに、「もしフランスがこれまで同様、アメリカに追従した外交政策を追求するなら、地域において居場所はない」としました。
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