イランIAEA大使、「シオニスト政権の核兵器は世界の治安に対する脅威」
3月 10, 2017 17:55 Asia/Tokyo
イランのナジャフィーIAEA大使が、シオニスト政権イスラエルの核兵器は世界の平和と安全への脅威であるとし、この政権の核兵器計画に対するIAEA国際原子力機関の真剣な対応を求めました。
ファールス通信によりますと、ナジャフィー大使は、9日木曜、IAEA定例理事会で、非同盟諸国がシオニスト政権の核兵器を強く非難したことに触れ、IAEAによるこの問題への真剣な対応と注目を求めました。
ナジャフィー大使は、国際社会がシオニスト政権のNPT核兵器不拡散条約への加盟や各施設への査察の受け入れを求めていることに触れ、「残念ながら、シオニスト政権はこの数年、国際社会の合法的な要請を無視し、一部の西側諸国の支援を受ける中で、すべての国際法規に明らかに違反し、軍事目的の核計画を推進している」と語りました。
エジプト、ヨルダン、アラブ首長国連邦のIAEA大使もこの会議で、一部の西側諸国によるシオニスト政権の核能力への支援を非難し、シオニスト政権の核施設への査察とNPTへの加盟を求めました。
これらの国は、「それが実現されるまで、地域や世界の脅威となっているイスラエルの核能力の問題がIAEAの協議事項とされるべきだ」と強調しました。
一方、アメリカとEUのIAEA大使は、この政権を支持し、地域諸国によるこの問題の提起を批判しました。
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