イラン大統領選挙、3人の候補者による選挙運動が終盤
イラン大統領選挙に向け、16日火曜、選挙運動の法的な締め切りが迫る中、候補者による計画の発表が続けられています。
イラン大統領選挙は、市町村議会選挙と共に、19日金曜に実施されます。
この数日、ガーリーバーフ・テヘラン市長が、ライースィー師への支持を、またジャハーンギーリー副大統領とハーシェミータバー氏がローハーニー大統領への支持を表明しています。
ジャハーンギーリー第一副大統領は、声明の中で、出馬辞退を宣言すると共に、ローハーニー大統領と彼の今後の計画の推進を全力で支持することを表明しました。
ライースィー師は、テヘランの東にあるセムナーン州の会合で、イランは人材という資産を持つ豊かな国であるとし、「政府は、生産と雇用の発展、停滞などの生産における問題の解決法に関して計画を有するべきだ」と語りました。
さらに、テヘランの数十万人の支持者を前に、「海上の経済とインターネット上の経済を活性化させることで、数百万人の雇用を創出することができる」と語りました。
ローハーニー大統領は、イラン南西部のアフワーズで、「我々は、イランの重要な状況の中に置かれており、地域の状況を考えると、我々は国力を必要としている。国力とはイランのさまざまな民族の統一だ」と語りました。
また、テヘランの西にあるザンジャーンの支持者たちを前に、若者を信頼すべきだとし、「イランの敵は若者を恐れている。なぜなら、イスラム革命とイスラム体制はすべての若者のものだからだ」と述べました。
ミールサリーム氏は、テヘランの西にあるガズヴィーンの大学で、「イランが抑圧されていることは核問題で証明された」と語りました。
さらに、「とはいえ核合意は曖昧な点の多い複雑な文書であり、さまざまな解釈ができる。いずれの政府もその文書を実施すべきだ」と述べました。
ミールサリーム氏はザンジャーンの大学でも、「生産と雇用への取り組みには、正確な科学的方法があり、現在の国の状況を知る必要がある」と語りました。