イラン外務次官、「サウジはテロ支援国」
6月 24, 2017 17:25 Asia/Tokyo
イランのジャーベリーアンサーリー外務次官が、テロ組織を支援したとしてサウジアラビアを非難しました。
サウジアラビアのサルマン皇太子は最近、イランを戦争に巻き込むとし、またサウジアラビアのジュベイル外務大臣は、イランを懲らしめる必要があると発言しています。
イルナー通信によりますと、ジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官は、レバノンのニュースサイト・アルアヘドのインタビューで、サウジアラビアの政府関係者によるこうした反イラン的な発言に触れ、「イランは、サウジアラビアがイラン各地の反体制派のテロ組織と接触し、危険なゲームを始めていることを示す情報を入手している」と語りました。
また、「このようなゲームは、サウジアラビアに戦略上の大きな問題を引き起こすだろう」と述べています。
さらに、「地域の一部の支配者が過去の経験から教訓を得ていないことは遺憾である」とし、「過去10年間イラクやシリア、イエメンでのテロリストを手段として利用する政策により、世界にテロリズムや過激主義の傾向が拡大し、今やテロリズムは国際問題と化している」としました。
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