イラン専門家会議理事会、パレスチナ問題を支持する声明を発表
7月 28, 2017 16:31 Asia/Tokyo
イランの専門家会議が声明の中で、パレスチナ人の対イスラエル抵抗運動・インティファーダと聖地の問題への支持を強調しました。
専門家会議は、28日木曜、理事会と各委員会の委員長による2回目の合同会議の終わりに声明を発表し、「パレスチナ人のインティファーダと聖地の問題は、今なお、世界の人々の目覚めた良心の中で息づいており、パレスチナの若者たちは、抵抗が、シオニスト政権イスラエルの犯罪に対抗する唯一の道だという結論に達した」としました。
また、イスラム革命防衛隊とイランのミサイル力、防衛力を支持し、「イランの防衛力は、イスラム革命の最も重要な成果、国民の栄誉、戦略であり、常にそれを守っていく必要がある」としました。
専門家会議はまた、イランに対するアメリカの追加制裁に触れ、「この制裁は、この38年と同じようにイランのイスラム体制の成長やイラン国民の決意に影響を及ぼすことはなく、それどころか、イラン国内の能力の高まりと連帯、団結につながるだろう」と強調しました。
この合同会議は、26日水曜と27日木曜にテヘランで開催されました。
イラン専門家会議は、国民から選出された聖職者と、条件を満たした聖職者から成る組織で、イランの最高指導者を選出し、その活動を監視する義務を負っています。