米駐在フランス大使、「イランは核合意を遵守している」
(last modified Wed, 06 Sep 2017 11:02:43 GMT )
9月 06, 2017 20:02 Asia/Tokyo
  • アラウド・フランス大使
    アラウド・フランス大使

アメリカ駐在のアロー・フランス大使が、アメリカのヘイリー国連大使の核合意に関する表明への反応として、「イランは核合意の取り決めを遵守している」と強調しました。

アロー大使は、5日火曜、イランと6ヶ国による核合意に関するヘイリー国連大使の発言を受け、ツイッター上で、「イランとの合意は、単に核問題に関するものであり、他の問題はこの合意に入らない。これまでに、イラン側は核合意の全ての取り決めを遵守している」と語りました。

アメリカのヘイリー国連大使は、アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所で行った表明の中で、「核合意は完全ではない限定されたものであり、数回に渡り、イランは数回にわたりそれに違反している」と主張しました。

イランと(ロシア、中国、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツの)6ヶ国による核合意は、2016年1月から実施されていますが、6ヶ国の一員であるアメリカは常にこの合意の実施を妨害しています。