イラン国会議長、「アメリカ大統領の核合意におけるアプローチは、アメリカの取り決め不履行を示す」
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イランのラーリージャーニー国会議長が、「核合意におけるアメリカのトランプ大統領の行動は、アメリカが取り決めを一切守らないことを示している」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 16, 2017 17:11 Asia/Tokyo
  • ラーリージャーニー国会議長
    ラーリージャーニー国会議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、「核合意におけるアメリカのトランプ大統領の行動は、アメリカが取り決めを一切守らないことを示している」と語りました。

ラーリージャーニー議長は、15日日曜、ロシア・サンクトペテルブルクでの列国議会同盟の会合で、「「アメリカのトランプ大統領は、国際合意を遵守しておらず、国連にも敬意を表していない。アメリカは、1953年のイランの合法的な政権に対するクーデター、1979年のイスラム革命勝利後のクーデターに向けた努力、イラクのバース党政権のイラン攻撃の支援、1988年のイランの旅客機撃墜など、イランの内政に何度も干渉してきた」と語りました。

また、イランのイスラム革命防衛隊に対するトランプ大統領の非難は、テロ組織ISISへのアメリカの支援のために行われているとし、「革命防衛隊は民主的な軍隊であり、イラクとシリアの政府の要請を受け、ISISを打倒するために、これらの国の国民を支援している。一方でアメリカ政府は、ISISを自分たちが誕生させたことを認めている」と述べました。

サンクトペテルブルクの列国議会同盟の会合は、「宗教・民族間の対話による文化と平和の拡大の強化」をスローガンに開幕しました。